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「GTカフェ…いつの間にか自動車趣味が人生の道標になっていた」

両親が不在がちだった幼少期
父が作ったプラモデルやミニカー達は家族同然の存在だった。
そして小学4年の時、父がプラモデルの代わりに与えてくれたのは
なんと本物のスバル360(不動車)だった。

 幼稚園児の頃、父が作った車のプラモデルを悪戯し壊してしまった。 怒られるのを覚悟で父に謝りましたが、父は隠さないで謝った事を逆に褒めてくれた。そして、そのプラモデルはいつの間にか無くなっていた。  小学3年生の誕生日に自動車のプラモデルをねだると、父は大きな箱を出してきた。そこには私が壊してしまった車のプラモデルや赤ん坊の頃に壊してしまったミニカーなどが入っていて、父は「これはお前が分解した物だから、時間は掛かっても良いから全部直しなさい」と言った。  私は新しい物が欲しくて4年生の誕生日までに全部直して父に返しました。 すると父が買ってくれたのは驚いたことにプラモデルでは無く不動車の実車「スバル360」でした。  本物の自動車に触れる喜びを実感しつつ、あちこち分解しては組み立てることを日々繰り返した。学校では決して教わることのできない「学び」がそこにあった。車から多くを学んだ日々は今も生きている。

1974y・ポルシェ911S

アメリカの安全基準を満たす為、衝突安全バンパーが装着された初期のモデル。
ボディ形状は、それまでの901ナローと同一で車重1060kgと軽量。エンジンは、排気量2.7リッター・175psを誇り1744台生産された。

「GT=長い旅=人生」

「GTカフェ」ってどんな意味があるの?と聞かれる事がある。
GTとは「グランド・ツーリング」の略語で「長距離の旅」を意味している。
GT=スポーツカーというイメージを持っている方が多いと思いますが、私にとっての「GT」には、私なりの深い意味が込められている。
幼少期から自動車が大好きで、ずっと自動車趣味を自分の人生の中心に据えて生きて、自動車から「生き方」さえも学び、今に至っています。
自動車は整備を怠ればすべて自分に返ってくる。大切に扱わければ壊してしまう。でも、きちんと接していれば自分だけの「空間」を提供してくれる上にどこへでも連れて行ってくれる「相棒」にもなり得る。
置き換えれば人間関係も同様。家族、友人、仕事…
私は生きていく上で大切な数々の事柄を車趣味から学んだように思う。  
だから私は「GT=長い旅=人生」と解釈している。
「GTカフェ」は、そんな私の思考に共感してくれる素晴しき車趣味人達の拠り所。
これからもずっと自動車趣味に人生を捧げ、自動車文化の向上に尽力し、一人でも多くの仲間とふれあう旅を続けていこうと思っている。
路上復帰後、一年間で76,000キロを走行し、エンジンのOHが必要となり再び自力で修理することに。すべての工程を自身で行うことでこの車のすべてを知ることができたいい思い出。

エピソード・ポルシェ911

幼少期から憧れた車は、スーパーセブン。
走らせる事、メンテする事に自信を持ち、貯金も貯まり念願のスーパーセブンを購入したのは、24歳の時。そのスーパーセブンで妹がバイトしていたポルシェショップに乗り付けた時のこと。ショップの社長さんが「あ~何でこんな玩具買っちゃったの?」と一言。それはもう頭にきたものだったが、その後その社長のポルシェ74yカレラに乗せてもらうことに。すると何なんだ!この加速感、剛性感、安定感!もう目からウロコ。スーパーセブンを馬鹿にされポルシェへのコンプレックスを抱きながらもいつしかポルシェ74yカレラに憧れるようになった。
そして今乗っているのがポルシェ74y 911S。ボディからエンジンまで全てDIYで仕上げた。今でも走らせる度に、あの日の事を思い出す。
強い想いを持ち続けた事でポルシェへの夢が実現した。

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